2006年04月14日
●いろいろ
関係ない話かも知れませんが、今、商法の改正で四半期ごとに決算を報告しなきゃいけないんです。なぜかといえば、二度と大量の不良債権を生まないという目的があるから。日本の経営者たちは決算書もまともに読めないからあんなことになったんだと。しかし、そういうことをきちんとしている人に面白い経営ができますか。計算ができないから無茶をするのであって、無茶をするから面白いんです。
面白い経営かぁ、
株主から言ったらとんでもないことですが、経営者的な立場というか、「仕事をする」ということについては考えさせられる一文だと思います。
「仕事は楽しいかね?」
なんて本もありましたよね。
●EPCO
勝手にライバル視しているエプコという会社があるのですが。
なんだか、あんまし儲かってなさそうな気がする。
3年前に出てきたときは、
「こりゃ年商100億くらい、すぐ行くのかな」
と思っていたのだが、いまだ年商14億・・・、
3年が過ぎてもあまり売上が増えていないような気がする。
当然、最初の売上が4億とか5億くらいだから、増えているとは、すばらしいと思うのですが、同業者として、14億っていうのは、どうなんだろうと思ったりもする。
自分の会社としては、やはり、すぐに持っていくことでしか、管材屋(パイプ屋)という会社の存続価値がないと思っている。
「水道管がこわれたから、すぐにもってこい」
「現場で使う材料がないから、すぐにもってこい」
「図面と違ってたから、すぐにもってこい」
「言ってた材料と違っていたから、すぐにもってこい」
現場としては、それしかないと思う。
エプコさんのビジネスモデルっていうのは、
図面を工務店がファックス。
↓
そのデータを中国へ送る
↓
中国の安い人件費で材料費を拾い出す。
↓
そしてそのデータを本社へ送る
↓
物流センターデータを送る
↓
物流センターから現場へ納品する。
そんな感じだったように思う(違ってたらごめんなさい)
初めて聞いたときは、
こりゃ地方のパイプ屋はきついなぁ。
2010年くらいには、このモデルが新築とかハウスメーカーの中心になるな
と思った。
同じことを今から始めてもなかなか勝てそうもない。
じゃあ、どうしよう
自分の会社にできることをするしかないと思ったわけですよ。
1時間以内に現場に納品する。
それだけだなぁと思ったり。
でもあんまり儲かんないかも。
商品数を増やしたりとか、いろいろ考えていきたい。
あとは、他の収入を増やすとか。